在宅介護中の歯科治療は可能?訪問歯科を利用しよう
全身の健康のために、お口の健康はとても大切です。年齢問わず、いつまでも口腔ケアや歯科治療は欠かせません。
しかし、在宅介護になった場合、歯科治療を受けるのは難しそう…というイメージがあるものです。
在宅介護になると歯科医院まで出向いて治療を受けるのは難しいかもしれませんが、訪問歯科であれば治療が受けられます。
在宅介護中は訪問歯科を利用できれば、本人だけでなく、介護者にかかる負担も少なく済みます。
ここでは在宅介護中の歯科治療について詳しく紹介します。
在宅介護中に家族でできる口腔ケア
全身の健康を守るためには、お口の健康を守ることが大切と最初にお話ししました。在宅介護中は、家族が積極的に口腔ケアをしておくことが大切です。
口腔ケアのメリットとして大きいのは、誤嚥性肺炎が予防できるという点です。誤嚥性肺炎は、飲み込む力やかむ力が衰えていると起こります。
誤嚥性肺炎になると入院が必要になり、さまざまな病気のリスクも高まっていきます。
誤嚥性肺炎自体が命を脅かす存在でもあります。特に怖いのは、入院したことで発生しやすい認知症です。
認知症が進むと、口腔内の健康状態が悪化し、口周りの筋力が低下していきます。
その結果、また誤嚥性肺炎になって入院する…という負のループに陥ってしまう人は多いです。
在宅介護中に家族ができる口腔ケアとしては、ブラッシングが基本です。
歯ブラシを使ったブラッシングは、在宅介護中に限ったことではなく、虫歯や歯周病予防において常に大切です。
歯ブラシを選ぶ時は、できるだけブラシ部分が小ぶりでブラシが柔らかめのものを選びましょう。
高齢になると手先の力加減がしづらくなるため、硬い毛先や大きな歯ブラシはブラッシング中に口腔内を傷つけてしまう恐れがあるので注意してください。
また入れ歯の場合は、どのような入れ歯であっても1日1回は入れ歯専用の洗浄剤を使用して汚れを落としましょう。
入れ歯そのものは虫歯になることはないですが、入れ歯に付着した食べかすや汚れが原因となり、口腔内で細菌が繁殖していきます。丁寧に手入れをしましょう。
自分自身で歯ブラシができない人、寝たきりで口をゆすげない状態の人は、介助者が清拭を行います。
スポンジブラシやガーゼを使用して口腔内の汚れをぬぐい取ってください。その際は力加減に注意しましょう。
訪問歯科で可能な口腔ケア
本人や家族が口腔ケアをしていても、汚れが完全に取り除けるわけではありません。そこで利用したいのが、訪問歯科です。
訪問歯科では、歯科医師でしかできない口腔ケアを実施します。また歯周病や虫歯治療も、歯科医師でなければできません。
訪問歯科での口腔ケアでは、いわゆるプロフェッショナルケアを実施します。歯石を除去したり、高濃度なフッ素塗布をしたりします。
訪問歯科を手配する方法
訪問歯科の手配は、まず訪問歯科を行っている歯科医院を探すところから始まります。
歯科医院での診療の合間に訪問歯科を行っている歯科医院もあれば、最初から訪問歯科を専門としている歯科医院もあります。
すでに依頼したい訪問歯科が決まっている、通っていた歯科医院で訪問歯科を行っていて継続して依頼したい、というような場合は直接依頼できるでしょう。
もしも、どの歯科医院に依頼しようか迷っている、訪問歯科のあてがなくて困っているというときは、担当のケアマネージャーに相談してみましょう。訪問歯科を紹介してもらえます。
ただし、訪問歯科は基本的に予約制で、歯が傷むからすぐに来てほしいと依頼しても、予約がいっぱいですぐには難しい…といわれてしまうことも少なくありません。
何よりも大事なのは、在宅介護中であっても訪問歯科で定期的に口腔内の状態をチェックしてもらうことです。
定期的にチェックしてもらっていれば、痛みが出る前に虫歯や歯周病、その他の問題が発見できます。
くるめ歯科では、治療のゴールは患者様の満足であると考え、一人ひとりのニーズに応えられる治療を提供し、オールマイティな歯科医院として理想のお口をかなえます。
丁寧な治療にこだわり、患者様の満足、そして笑顔につなげることを大切にしているのが特徴です。
患者様との距離が近く、和やかな雰囲気で温かみのある診療をお届けします。
虫歯治療から予防・メンテナンス、歯周病や外科治療、矯正歯科や訪問診療と幅広く対応可能です。
満足できる治療を提供してくれる歯科医院をお探しなら、ぜひ一度くるめ歯科にご相談ください。
医院紹介
【医院名】
くるめ歯科
【住所】
福岡県久留米市小頭町14-8
【電話番号】
0942-33-0843
【営業時間】
月・火・水・木・金:10:00~13:00/14:30~20:00
土:10:00~13:00/14:30~20:00
【休診日】
日・祝日
【アクセス】
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